マリメッコからの帰り道、まだ時間があるねってことで気になっていた教会を覗いて帰ることにしました。
カンピ礼拝堂
2012年に世界デザイン首都に選ばれたのをきっかけに建てられた木の教会で、日本の曲げわっぱのように木を曲げて造られているそうです。
デザイナーはミッコ・スマネン。
船の舳先のようになっているところに入口があります。
ガラス張りのところが入口です
誰でも入れます
礼拝堂内は静寂の空間…
ミサなどは行わず、ただ祈りを捧げるためだけの施設だそうです。
壁に光を当てる間接照明、コーニス照明が印象的です。窓がないのに明るくて、それでいて落ち着く感じがします。
ろうそくの火も神聖に見えます
ロビーの休憩スペースには無造作にフリッツハンセンのスワンチェア!
ヘルシンキ中央駅から徒歩5分程度。
街の中心街にこんな空間があるなんて素敵ですね!
カンピ礼拝堂
8:00〜20:00(土・日 10:00〜18:00)
さて、もう1つ教会を巡りましょう。
お散歩がてら歩いて向かいます。
次の目的地に向かう途中に現代美術館がありました。
国立現代美術館キアズマ
アメリカの建築家スティーブン・ホールの設計だそうです。
手前の馬に乗った銅像は、マンネルヘイム元師像!
Wikipediaによると、2000年に行なったフィンランドの国民調査で最も偉大な人物に選ばれたそうです。
展覧会をゆっくり鑑賞している時間はなかったのでロビーだけちらっと覗いてみました。
開放的なロビー
週末の美術館はたくさんの人で賑わっていました
ちらっと見えたアート作品♪
今度ヘルシンキに来たらゆっくり観たいなぁ〜
いやいや、しかし今日は土曜日!
時間がないのでどんどん進みましょう
ヘルシンキの中心街は歩道に自転車専用通路があります。わたしはついうっかりこの上を歩いて何度か自転車の方にベルを鳴らされていました…(^^;;
途中、ガイドブックをみながら道を確認していたら地元民らしい年配の女性が声をかけてくださいました。
とても親切にルートを説明してくださり温かい気持ちになりました。
テンペリアウキオ教会
実はテンペリアウキオ教会は岩をくり抜いて造った教会なのです!
設計はティモ&トゥオモ・スオマライネン兄弟。
わー!早く中が見た〜い!!
こちらは閉まっていて、どうやら違うようです
下に降りましょう
それなら向こう側かしら〜?
ぐるっと回り込みます
あれ?一周してしまいました…
なんと、このあともう1周しても入口がわからず…
試しに逆回りして、ようやく入口を見つけました!
最初の敷地への入口と思ったところの岩を登らず、敷地沿いに道を進んでいけば3分で辿り着けたのです…!
うわーバカだ〜!わからなかったー!!
そして悲しいことにちょうどわたしたちが着いた時は閉館時間の17時45分…
残念ながら中を拝見することは出来ませんでした。。。
めっちゃくやしー(>_<)
こちらの教会は周りをぐるっと丸く道に囲まれているため、地図を見ただけでは正面もわからないようになってます。
その場で確かめるしかありません…
テンペリアウキオ教会に行かれる際は、まず岩の上に登らず、敷地沿いに道を歩いて入口を探しましょう〜!!
テンペリアウキオ教会
6〜8月:10:00〜17:45(日:11:45〜)
9〜5月:10:00〜17:00
一旦ホテルに荷物を置きに戻って休憩します…
*ヘルシンキの教会紹介HP
Helsingin kirkot — Suomeksi