タリンの港に着いたのは9時半でした。
道に迷いながらのんびりと旧市街を目指し、旧市街入口の城壁をくぐって目の前にあるマクドナルドに入ったのは10時半頃。
帰りの船の出発時間は20時半ですから、まだまだ時間はあります♪
*目次*
今回は長いので目次付きです
- タリンのお土産!?
- 城壁に登ろう!
- 旧市街を散策
- 旧市庁舎(Raekoda)を見学
- 旧市街を彷徨う
- タリンのランチ 〜Vanaema Juures〜
- パットクリ展望台(Patkuli Vaateplats)
- コフトゥ通り展望台(Kohtuotsa Vaateplats)
- 大聖堂(聖母マリア聖堂・ドーム教会・Toomkirik)
- タリンのカフェ
- フェリーターミナルへ
- タリンのスーパー
- タリンのフェリーターミナル
- タリン1dayトリップまとめ
古き良きものを維持するには手間がかかりますね。
一般市民が暮らすほうはガタガタの石畳みでも、旧市街の中は観光地ですから整備にも力を注いでいるのでしょう。
エストニアは、ヘルシンキよりも物価が安く地味だなぁと感じましたが、ヘルシンキと同じように街中は清潔で道にはゴミひとつ落ちていません。
旧市街での買い物などは全て英語が通じ、治安も良く、物価が安くても国として成熟している印象を受けました。
石畳みがあるのとないのとでは大違い…
補修が完了した後の美しい石畳みの道が楽しみです。
タリンのお土産!?
城壁沿いに歩くとお土産の露店が並んでいます。
温かそうな靴下やマフラー
ノルディック模様が可愛らしいセーターたち
念のためお伝えします。
わたしが旅行したのは8月上旬ですよ!笑
バルト3国であるエストニアも地理的には北欧に入る緯度の高さですから、いつでも冬装備が必要なのかもしれません…??笑
夏の方が安いとかで観光客が買っていくのかな?
城壁に登ろう!
こちらから城壁の上に登ります
切符より一回り大きいくらいのチケット
小さな受付だったので入場料の3ユーロは現金で支払いました。
細い通路を進みます
見知らぬ女の子さん、モデルをお願いしますー
登ってきた階段の狭さが伝わりますでしょうか?
階段の上はちょっとした部屋のようになってました。城壁を守る兵隊さんの休憩スペース?
こんな小さな暖炉では暖かくならなさそう…
更に上に登ります!
こちらは光もたくさん入って明るい
フローリングで落ち着きます。
こちらのスペースには城壁についての簡単な展示がありました。
ずっと続く城壁の屋根が可愛い!
壁の外側にも旧市街が残ってます♪
降りる時に階段の急さが実感されます。
手摺がわりのロープが不安定〜!
城壁上の通路は途中、こんな橋のようなところも…
隙間から下が見えて軽く足がすくみます。笑
城壁は入口が2つあるので、戻る必要なく地上に降りることができました。
旧市街は斜面になっていて、街の外れには無料の展望台もあります。時間が無かったり街全体を見たいだけであれば見晴らしに関しては展望台で十分かと思います。
城壁の内部見学は石造りの建物を実感できて素晴らしいと感じましたが、高所恐怖症だったり歴史や石造りに全く興味がないのであればわざわざ登らなくてもいいかもしれません。
でもわたしはとっても楽しくて登ってよかったです♪
旧市街を散策
引き続き旧市街の中を歩きます♪
旧市街の中の建物は、ホテルや博物館・美術館、レストラン・カフェ、土産物などの雑貨屋さん、教会などになっており、教会以外ほとんどが観光客向けである印象を受けました。
半地下の雑貨屋さん
商品の展示の仕方も素敵!
出入り口の階段もカラフルでお洒落♪
旧市街には狭い敷地内にたくさんの教会があり、もちろん観光客が見学することもできますが、どちらかと言うと地元の信者さんたちの利用がメインのようです。
それでも大きな教会は信者以外にも解放的で見ごたえもあるため観光客にも人気があります。
今回、多くの教会を見学させて頂きましたが、パイプオルガンの演奏中だったり、賛美歌を聴くこともできました。
宗教や建築などに全く興味がなくても、ヨーロッパの歴史ある教会は内部の装飾など、観光として楽しめる要素は多いにあると思います。
さて、そのような中、たまたま通りかかった町外れの「キリスト変容教会」はひっそりと静まり返っていました。
公開してない時間だったのかも?な教会の入口
(わたしたちが出た後は扉が閉められてしまいました)
中はとっても素敵でした〜
観光客はわたしたちだけ。
でもちょうど居合わせた牧師さんが温かく迎えてくださって素敵な思い出ができました。
なんと!日本から来たとお話したら、お土産に賛美歌?の合唱曲のCDまで頂いちゃいました!
牧師さまありがとうございました!!
旧市庁舎(Raekoda)を見学
ラエコヤ広場でひときわ大きく目立つ建物がタリンの旧市庁舎です。
タリンの民族や歴史の展示物を拝見しながら建物のてっぺんまで登ります。
なかなか素晴らしい見晴らしです。
市庁舎の中はところどころ休憩できる椅子なども置いてあります。
とても居心地が良くてかなり長いことのんびりと寛いでしまいました。
旧市街を彷徨う
さて、市庁舎からの見晴らしを堪能していたらお腹が空いてきました。
散策しながらランチを食べられるレストランを探しましょう♪
はい、ここでもまた迷いました(笑)
同じ道を行ったり来たり…
途中の広場にはこんなハリーポッターのディメンターみたいな彫刻も…
日本人のグループがいるな〜と思ってたら撮影隊でした。通りすがりに、撮影に入る船越英一郎さんを見かけてびっくり!(注:写真はありません 笑)
可愛いジェラート屋さん
お腹が空き過ぎて買い食いしてしまいました〜
タリンのランチ 〜Vanaema Juures〜
彷徨っていたら雨が降ってきました!
ガイドブックにも載っていてネットでも人気のある「ラタスカエヴ・クーステイスト(Ratarkaeve 16)」というレストランに行きたかったのですが、予約でいっぱいとのこと。時間も読めなかったし、自由に散策するつもりだったので予約はしていません…残念。
そうこうしていたら雨が強くなってきました。
もうとりあえず同じ並びにあるレストランに入ってしまいましょう!
ネットにあるかな?と探したら、さすが、Vanaema Juures (タリン) の口コミ545件 - トリップアドバイザーに紹介がありました。
地下にあるレストランなのですが、こちらも室内はいっぱいとのこと。週末ですから仕方ないですね〜
地上のパティオなら屋根もあるし空いているとのこと、屋内は蒸し暑そうだったので喜んでオープンエリアへ♪
見せて頂いたメニューはちゃんと英語表記がありますが、どんなお料理なのかイマイチわからない…
とりあえず適当に注文しちゃいましょう(笑)
注文してお料理を待っていたら土砂降りに!!
濡れる前にお店に入れてよかった!
この黒パン!!
わたし好みでものすごく美味しくて!!
思わず帰国前にターミナルそばのスーパーでお土産に買ってしまったほどです!笑
絶品サーモン!
下にあるベイクドポテトもすごい美味しかったです!
このスープなんだっけ…?パルミジャーノチーズがたっぷりのトマトスープだったと思います!笑
ふんわり酸味があってチーズのコクが濃厚でした。
お料理はヘルシンキと同じくボリューミー!
(特にスープは量が多くて飽きてしまうくらい…)
上記を3人でシェアして十分でした!
ヘルシンキより全体的に味が濃いめな印象ですが、どのお料理もすごく美味しかったです。
店員さんも無理に勧めたりせずフレンドリーでとっても快適にお料理を楽しむことができました。
ちなみにこの3品+パン+ドリンクで21ユーロ!安い!!
タリンも元々はチップのない国だそうですが、近年旧市街などは観光客の影響でチップ文化が広まっているとのこと。
渡されたレシートに「Tip is not included」と記載されていたため、2ユーロ上乗せしてお支払いしておきました(*^^*)
食事が終わったら土砂降りだった雨は止んでいました♪
大聖堂(聖母マリア聖堂・ドーム教会・Toomkirik)
小さな入口から中へ。こちらは入場料がかかりました。
前述したパイプオルガンの演奏を聴くことができたのはこちらです♪
入場料の価値ありました♪
さて、そろそろ少しずつフェリーターミナルへ戻りましょう!
トームペア城(Toompea Loss)
13世紀に建てられた騎士団のお城だそうです。
戻るといいつつ、まだ観光してますね!笑
ディズニーランド?笑
メダルを作るマシンが道端にあって思わず笑ってしまいました!確かに旧市街は街そのものがテーマパークと言っても過言ではありません。
タリンのスーパー
フェリーターミナルそばのショッピングモール内に大きなスーパーも入っていたので寄り道します。
そして、生鮮食品売り場がなかなか衝撃的でした
なかなか見学するに値するスーパーでした!笑
タリンのフェリーターミナル
やっとフェリーターミナルに戻ってきたのは、だいたい19時半くらいだったでしょうか…
歩き疲れてクタクタですが心は満足!
30分ほどロビーで休憩していると、ゲートが開き始めました。
行きにヘルシンキで発券していた帰り分のチケットを使って入場します。
バーコードを読み取るだけ。
そういえば手荷物検査などはありません。
ヘルシンキへの2時間の航海は、船内のバーガーキングのシートでうたた寝している間に過ぎていきました…zzz
タリン1dayトリップまとめ
北欧の夏は日が暮れるのが遅いため、日帰り旅行でも目一杯時間を有効に使えます。
タリンの旧市街をのんびり散策するのが目的だったため、本当に満喫できた1日でした♪
長い記事を最後までお付き合い頂き、誠にありがとうございますm(_ _)m